国民共済は、全労済が運営する保険なのです。
全労済は、生協の一つであり、国民共済に似たようのものは、
県民共済や都民共済などがあります。
国民共済の保険は、掛け金の安い保険なのですが、
それは、運営している全労済が生協であり、全労済の利益より、
組合員の利益を考えているので掛け金が安いのです。
でも、国民共済の保険の掛け金が安からと言って、
何口も入る必要はありません。
保険に入っている人を見ると、無駄な保険金をかけている人が、
意外にも多く、お金を無駄にしているのです。
国民共済などの保険は、逆宝くじと言われるように、
本来は、保険金が支払われないほうがいいのです。
ですが保険に入られる方は、保険金が高いほうが良い保険と思い
月々の保険代に数万円支払っているのです。
保険に入るとき、良く保険は貯金だからと言われるのですが、
これは、間違いなのです。
保険は、保険。貯金は貯金と分けるほうがいいのです。
国民共済に入るときも、何かあったときに、
必要な分だけ入ればいいのです。
極端な言い方をすれば、お金があれば、
保険に入る必要はありません。
お金が足りない分を補充する分のみ保険に入ればいいのです。
一人者であれば、自分の葬儀代程度ですし、
家族があれば、子供が成人するときまでにかかる費用を考え、
貯蓄でたりない分のみ保険に入ればいいのです。